かなり昔のことです。情報誌にパソコンやマニュアルとは、およそ無縁の原稿をせっせと趣味で書いておりました。あるとき、元の勤務先(ソフトハウス)から、ソフトウェア開発のプロジェクトにお誘いがありました。
なりゆきから、マニュアルを書くことになったのですが、体力と気力と夜型人間気質で、とうとうテクニカルライターに変身しました。
いろいろな人々に助けられ、マーケティングとライターの経験を活かし、はたまた根性とハッタリで、今日テクニカルコミュニケーターとしての私があるわけです。
それから、どういうワケか先生業を生業に加えもう、15年が過ぎようとしています。実に3500人を越える教え子ができました。彼らが社会に出て、すぐに役に立つ授業をしようと心がけてきましたが、役に立っているでしょうか。 |